水都・大阪にふさわしい「水」がテーマの美術展に行ってきました!
その名も「海と水のものがたり」。
場所は心斎橋の長堀通に面する大阪市立近代美術館(仮称)心斎橋展示室。元の出光美術館と言った方が馴染み深いかもしれませんが。
長堀通も、もともとは長堀川の埋め立てにより敷設された道路なんだとかさすが水と深いつながりのあるまちです。
展覧会は2章から成り、第1章では水面のきらめきや波のリズムなど、水そのものの魅力に迫っていました。
第2章では船や港、川の流れる街景など、生活の場としての水の風景にスポットを当てていました。
異国の大海原から、大阪の街中を流れる堀川まで水のもつイメージはほんと、さまざまですね
うれしいことに、絵に描かれた地点を紹介してのアート&ウォーキングマップが受付にて配布されていました。
なんと、あの佐伯祐三さんや織田一磨さんなどがスケッチされていた場所が入ったマップがもらえる特典がついていたのです。
画家さんらがどんな思いでキャンバスと向き合っていたか。そんなことをイメージしながら歩くのも楽しそう。このアート&ウォーキングマップがもらえるだけでも足を運ぶ価値があります。
現在、大阪あそ歩などでまち歩きMAPが作られ、ちょっとしたブームになっていますが、これは貴重です
個人的には、木谷千穂さんの『浄瑠璃船』という屏風状の大きな作品に惚れ惚れしてしまいました。ポストカードも購入しましたが、やっぱり実物を目の前にすると、なかなか離れられませんね。素敵でした。
入場は一般でワンコイン(500円)、今月19日(日)まで開催です。
心斎橋に行かれる機会があればぜひ!!